2.両船舶は、夜間において接舷(横付け)した上で照明を点灯し、蛇管(ホース)を接続していたことから、何らかの作業に従事していた可能性があり、政府として総合的に判断した結果、国連安保理決議で禁止されている「瀬取り」(注)を実施していたことが強く疑われます。
なお、北朝鮮船籍タンカー「SAEBYOL(セビョル)号」は、平成28年3月に国連安全保障理事会により資産凍結の対象とされた船舶です。
注:北朝鮮船籍の船舶に対する、又は、北朝鮮船籍の船舶からの洋上での船舶間の物資の積替え

写真①:接舷して蛇管を接続している北朝鮮船籍タンカー「SAEBYOL(セビョル)号」と船籍不明の小型船舶。3月2日0時40分頃撮影

写真②:「SAEBYOL(セビョル)号」。3月1日11時30分頃撮影
※詳細は下記ソースよりご確認ください。
【ソース】防衛省:北朝鮮船籍タンカー「SAEBYOL(セビョル)号」と船籍不明の小型船舶による洋上での物資の積替えの疑い 平成31年3月28日