【ポイント】
●3月8日(金)及び9日(土)(現地時間),与野党支持者によるデモ等が予定されています。
●最高裁判所が発した国外渡航禁止命令に背いたグアイド国会議長には,常に身柄拘束のおそれがあり,仮に身柄拘束されることとなれば,同議長の支持者のデモが激化し,これを鎮圧するため,治安当局が,催涙弾等の武器を使用するおそれがありますので,デモ等が行われている場所等には絶対に近寄よらないでください。
1 デモ等の予定(いずれも現地時間)
(1)与党(マドゥーロ大統領)が呼び掛けるデモ等
ア 日時:3月8日(金)(「国際女性の日」につき,女性の動員あり)
場所:未発表
イ 日時:3月9日(土)
場所:未発表
(2)野党(グアイド国会議長)が呼び掛けるデモ等
ア 日時:3月8日(金)午前10時30分~
(「国際女性の日」につき,女性の動員)
場所:プラサ・ロス・パロス・グランデス(チャカオ市内)
イ 日時:3月9日(土)
場所:未発表
2 注意事項
(1)グアイド国会議長は1月23日に,暫定大統領として宣誓して以来,ほぼ毎週末,国民に対して街頭に出るように呼びかけていますが,多数の死傷者を出した1月23日以前と人道支援搬入の日であった2月23日以外,デモは概ね平穏に終了しています。
しかし,グアイド国会議長には,国外渡航禁止命令に背いたことによる身柄拘束のおそれがあり,仮に同議長が拘束された場合,同人の支持者が激化し,治安当局がこれを鎮圧するため,催涙弾等を発射することが考えられるなど,情勢は極めて不透明ですので,デモ等が行われている場所等には絶対に近寄らないでください。現在の情勢は,日々刻々と変化していますので,新聞,インターネット,ラジオ等により,最新の情報を収集するように努めてください。
(2)つきましては,依然不透明な情勢が続いていますので,現時点においては旅行者の方は,ベネズエラへの渡航は止めてください。既にベネズエラに滞在されている方は,今後の情勢によっては,国外へ退避することも考慮し,旅券,外貨等を常に手元に置くようにしてください。また,情勢次第では,自宅等に長期間待機を余儀なくされる可能性もありますので,食料費,水等の備蓄に努めてください。
3 ベネズエラには別途「海外安全情報」が発出されており,安全対策を含む滞在にあたっての注意が列挙されています。必ず,同情報も参照するようにしてください。
4 海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
3か月以上滞在される方は,在ベネズエラ日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず「在留届」を提出してください。
3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新の安全情報や,緊急時に在ベネズエラ日本国大使館の連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html )
※詳細は下記ソースよりご確認ください。
【ソース】外務省:ベネズエラ:与野党支持者によるデモ集会に対する注意喚起(継続)