2019/03/17

【財務省】「質問通告は2日前までに出すのが国会内の約束」「前日(当日)の夜中に出すので残業が恒常化」「出さずに質問して答えられないと審議拒否」 麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣臨時閣議後記者会見の概要(平成27年6月30日(火曜日))

【質疑応答】

問)
  話題がちょっと変わるのですが、7月1日から霞が関で「ゆう活」という朝方勤務が始まります。1時間早く来て、1時間早く帰り、夕方の活動を充実させるという取り組みなのですけれども、財務省というと残業が恒常化しているというイメージがあるのですが、大臣の方からなかなか日頃の業務の効率化を進めるという観点から、何か御指示があったりお話があったりするのでしょうか。

答)
  財務省が一番遅くなるのは間違いなく、国会で委員会がある時の質問、2日前までに出すという国会内の約束だけど、現実に質問が出てくるのは夜中、やめてくれないかな、あれ。あれが一番時間を無駄に捉えるものだと、私はそう思いますね。私も何回も言ったのだけど質問は出てこない。イギリスだったら3日前とかみんな決まっているのですけど、この国は、その点は小沢さんはやると言われたのですけれども、現実問題できませんでしたから。夜中遅くまで質問に何が出てくるかわからないという話です。しかもその日になって、前の日に質問通告していなくて、わけのわからぬ話をいきなりぽいと振られて、全然質問通告が出ていなければ調査のしようがありませんから、答えられないとえらい騒ぎになったり、委員会が止まったりするというようなことは、やっぱり外から見ていておかしいなという感じが出てくれば、それなりにいくのでしょうけど。何となく今までのところはそれがありますね。一番時間が多くとられているのは、これかなと。閣僚になって10年ぐらいになりますけど、それは一番感じるところですね。

  ですから、是非そういったようなところと、もう1個は何だかんだ言いながら仕事が好きというようなワーカホリックばかりいるとはとても思えませんけど、こっちも用がなければさっさと帰るということを言うので、一番肝心なことは偉い人が帰ることですね。大臣が張り切って夜中8時とか9時とか仕事されたら、部下は迷惑するんですよ。仕事したいならさっさと議員会館でも行って、議員会館でやればいいんですよ。私はそう思うけどな。私はとにかくなるべく遅く来てなるべく早く帰りたいと思っている方だから、そういう具合にしないと、上がいつまでもいられたら次官、官房長以下帰れないということになってしまうから、やっぱり大臣は努めて帰る、これが一番大事なことなのではないですかね。そうするとみんな安心して帰れる、いいんじゃないですかね。そう思いますけど、具体的なことをやっていかないと、帰れ、帰れと言っても、帰りはしませんよ、なかなか上の人がいたらと思います。



※詳細は下記ソースよりご確認ください。



【ソース】財務省:麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣臨時閣議後記者会見の概要(平成27年6月30日(火曜日))

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