【質疑応答】
問)
デフレをどう乗り越えたかというところを中国側が気にしているという話をされていましたけれども、具体的にはどういった話になったのですか。
答)
1990年から今日まで何をやってきたかというのは日本の場合は明らかにデフレを知らなかった。景気対策をやれやれとあおられたのですよ。ものすごい間違えました。明らかに政策の間違い。財務省も間違えた。日本銀行も間違えたというところから出発しないとこの話になりませんよと。中国側も今からデフレになるという可能性があるのだったら、間違っても日本と同じような失敗はしないことです。銀行が資本が足りなくなった、債務超過になった等、銀行にみんな金を返して借りなくなった。結果として銀行はバタバタ倒産した。そのときに銀行に資本注入をすべきだという意見があったのですけれども、そんなことはする必要がないとの反対もあった。結果としてはものすごく大きな資本注入をする結果となったと。ああいった反省は決してしない方がいいですよと。
※詳細は下記ソースよりご確認ください。
【ソース】財務省:麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣記者会見の概要(平成29年5月6日(土曜日))