2019/03/24

【海上保安庁】戦前の歴史的資料「ドイツ製世界全図」をドイツ連邦海運水路庁に寄贈

  戦前、我が国の水路部(現 海上保安庁海洋情報部)が入手・保管していた歴史的資料をドイツ連邦海運水路庁に寄贈します。

  昭和13年5月に我が国の水路部(現 海上保安庁海洋情報部)へドイツから贈られたドイツ製の世界全図(別紙1)について、貴重な歴史的資料であるとして、ドイツ連邦海運水路庁から海上保安庁海洋情報部に複製依頼がありました。今般、同依頼に応える形で、ハンブルクにおいてドイツ連邦海運水路庁へ同図の複製品を寄贈することとなりました。

  寄贈にあたっては、ドイツ連邦海運水路庁への寄贈式が以下のとおり行われ、ドイツ連邦海運水路庁長官、在ハンブルク総領事の他、海上保安庁海洋情報部職員が参加する予定です。

【日時・場所】
日時:平成31年3月25日(月)11:00~12:00
場所:ドイツ連邦海運水路庁 ハンブルク(ドイツ)

【式次第(予定)】
・ドイツ連邦海運水路庁長官 挨拶
・在ハンブルク総領事 挨拶
・「世界全図」の寄贈
・写真撮影



ドイツ製世界全図について


写真(ドイツ製世界全図:実寸 108cm×167cm)

【解説】
1856年にドイツで作製・出版された世界全図。銅版印刷技術を用いており、精密な表現となっている。ヨーロッパで作製された世界図でありながら、日本が地図の中心に配置されていること、青色で海流が表現されていること、また、経度の基準として、パリ、グリニッジ、フェロー諸島の3つが使用されていることなど興味深い点が多い。1938年5月に水路部(現 海上保安庁海洋情報部)が入手したが、入手経緯についての記録は残っていない。



※詳細は下記ソースよりご確認ください。



【ソース】海上保安庁:戦前の歴史的資料をドイツ連邦海運水路庁に寄贈

Wikipedia

検索結果