本日、愛知県田原市の養豚農場において豚コレラの疑似患畜が確認されました。
本病の防疫措置等について万全を期します。
当該農場は、豚コレラの疑いが生じた時点から飼養豚の移動を自粛しています。
現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれがあることなどから厳に慎むよう御協力をお願いいたします。
1.発生農場の概要
所在地:愛知県田原市
飼養状況:1,030頭
2.経緯
(1)愛知県は、4月20日(土曜日)、農場から、飼養豚が異常を呈しているとの報告を受け、家畜防疫員による立入検査を実施しました。
(2)同日、家畜保健衛生所での検査により豚コレラの疑いが生じたため、精密検査を実施したところ、本日(4月21日(日曜日))、豚コレラの疑似患畜であることが判明しました。
(3)また、田原市内の、飼養管理者が同一の関連農場(飼養頭数:540頭)及びその関連農場に隣接し堆肥舎や機材等が共同で使用されている関連農場(飼養頭数:311頭)の2農場で飼養されていた豚も豚コレラの疑似患畜とし、防疫措置を講じます(疑似患畜合計:1,881頭)。
4.その他
(1)豚コレラは、豚、いのししの病気であり、人に感染することはありません。また、感染豚の肉が市場に出回ることはありません。
(2)当該農場は、豚コレラの疑いが生じた時点から飼養豚の移動を自粛しています。
(3)現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれがあること、農家の方のプライバシーを侵害するおそれがあることなどから厳に慎むよう御協力をお願いいたします。特に、ヘリコプターを使用しての取材は防疫作業の妨げとなるため、厳に慎むようお願いいたします。
(4)今後とも、迅速で正確な情報提供に努めますので、生産者等の関係者や消費者は根拠のない噂などにより混乱することがないよう、御協力をお願いいたします。
※詳細は下記ソースよりご確認ください。
【ソース】農林水産省:愛知県における豚コレラの疑似患畜の確認(国内21例目)について