2019/04/05

【林野庁】毒キノコにご注意!! キノコの90%以上が食毒不明

日本のきのこ

  日本には、4,000~5,000種類のきのこが存在していると言われていますが、正確な数は分かっていません。このうち食用とされているきのこは約100種類、一方、毒きのこは200種類以上が知られていますが、その他の大半のきのこについては、食毒が不明となっています。

  毎年、秋のきのこ狩りシーズンになると、毒きのこによる中毒が各地で起きています。見分け方については、「縦に裂けるものは食用」、「色鮮やかなものは毒」、「虫が食べているものは大丈夫」などと言われてきましたが、何ら根拠はありません。野生のきのこについては、食毒を安易に自己判断しないで、きのこアドバイザーや専門機関の判断を仰ぐことが最良の策です。



毒きのこについて

  日本の毒きのこの種類は200種以上あると考えられます。しかし、毎年、実際に起こっているきのこ中毒事故は、ほぼ10種以内のきのこによって引き起こされています。中毒例の多い種類はツキヨタケ、クサウラベニタケ及びカキシメジの3種で、これらはいずれも消化器系障害型の中毒(嘔吐、下痢、腹痛など)を起こします。

  また、死亡事故の多くはドクツルタケやマゴタケモドキなどのテングタケ類によって発生しています。毒きのこによる中毒の症状は、種類によって異なります。毒きのこによる食中毒事故を防ぐには、まず、中毒件数の多い種類、及び命に関わるような危険な種類を優先的に覚えることが大切です。





猛毒きのこ「カエンタケ」に注意!!
~食べても、触れても危険~


  関西地方のナラ枯れ被害地で猛毒きのこ「カエンタケ」が増えている言われていますが、置賜森林管理署管内のナラ枯死木の根株でも発生が確認されています。

  「カエンタケ」は猛毒のきのこですので、絶対に食べないようにご注意願います。

  また、他の毒きのこと異なり、触れるだけで皮膚がただれる場合がありますので、絶対に直接触れないようにご注意願います。

  なお、ナラ類の枯死木根株に発生しますので、ナラ枯れ被害地で誤って触れることもないようご注意願います。

火焔茸

ニクザキン目、ニクザキン科の子嚢菌の一種
致死量はわずか 3gの猛毒
触るだけで皮膚に炎症を起こす。
運動・言語に障害を起こす。
後遺症が残り小脳が萎縮するとの報告もある。


米沢市刈安官造 H23.9.26


 小国町横根山 国有林93林班 H23.9.26



※詳細は下記ソースよりご確認ください。



【ソース】林野庁:きのこのはなし 日本のきのこ
【ソース】林野庁:毒きのこについて
【ソース】林野庁:猛毒きのこ「カエンタケ」に注意!! ~食べても、触れても危険~

Wikipedia

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