G20の後、ニュージーランドをご訪問されているかと思うのですけれども、ピーターズ副首相とは、米国との貿易摩擦が広がっていますけれども、どういった協議をされたのかということを教えてください。
答)
ウェンストン・ピーターズという人は現実、ニュージーランドでは表の、産休を取った総理大臣の話ばかりしか新聞の日本の記事には載っからないけれども、ウェンストン・ピーターズという人は少なくともニュージーランドの政界の中にあって、俺が総理大臣をしたときも、その前に外務大臣をしたときも何か、ずっと長いのですよ、この人、組織の中で。多分一番この種の交渉やら何やらにも経験があって詳しい人なので、この人は前から、この間日本に来たときに是非という話があったので、今回アルゼンチンの帰りがけ、途中どこかで寄りますので、そのときはニュージーランドを選んで寄って、一緒に、オークランドまで来てもらって、あそこはウェリントンが首都ですから、飛行場としてはオークランドまで来てもらって話をしたのですけれども、深刻なのですよ、結構アメリカとの間に関しては。TPPが駄目になった後、TPP11を日本が主催してくれたおかげで、いわゆるマーケットとしては非常に大きなものが確保できたので、さらにこれにTPP11が発効した後、今イギリス、英国が入りたいとか、その他いろいろな国が入ってきたいというような話をこの人は窓口としてよく知っているのですよ。そういった意味では情報もいろいろ知っていますので、私共としては非常に参考になる話がいっぱい聞けたと思いますけれども、その内容について詳しく今説明しない方がいいね。
問)
先日も伺ったのですが、JR北海道への経営支援の問題について、本日国土交通省から2019年度と20年度、2年間で400億円規模の支援が発表されております。3年目以降、経営改善が見られない場合、打ち切りという可能性もあるのでしょうか。予算を取り仕切る財務大臣のお考えをお聞かせください。
答)
石井さんが400か、額幾らだった。
問)
400億円規模。
答)
400だったな、あれ。あの話が出てくるという話を知らないわけではありませんけれども、少なくとも経営自立を図っていくという観点からなさるのだと思いますけれども、それがどれくらい、金を突っ込めばちゃんと黒字になるか、北海道としてどうだね。なると思う。 北海道新聞。
問)
厳しいです。
答)
それでも厳しいのではないの。ということを書かなくてはいけないよね。これでもう大丈夫ですなんていうことは間違っても書かない方がいいよ。厳しいもん。経営者としてはよくわかるよ、それ。だから金を突っ込めばいいだけというのだったら、単なる無駄な金になりかねないからね、税金としては。そういった意味ではきちんとこれを、自立できるようなものになるのか、そのためにはどういうことをしなくてはいけないのかという内容が我々にはよくわからないので、今の段階でそれによって黒字になる、そんな簡単になるとは思えないけれども、なるかどうかということに関しては正直、JR北海道の経営、またそれを指導する立場にある国土交通省、鉄道局等の内容が、指導内容、その内容を詳しく知らないからよくわかりませんし、鉄道の経営はそんな詳しいわけじゃありませんので何とも言えませんな、それ以上は。
※詳細は下記ソースよりご確認ください。
【ソース】財務省:麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要(平成30年7月27日(金曜日))