1.118番とは
海上保安庁緊急通報用電話番号「118番」は、海難や悪質・巧妙化する密輸・密航等の事犯に迅速かつ的確に対応するため、平成12年5月から導入されたものです。
2.緊急通報位置情報通知システム
平成19年4月からは、「118番」通報時に音声通報と合わせて位置情報通知を受信し、電子地図上に表示させて通報者の所在位置を迅速に把握する「緊急通報位置情報通知システム」を導入しています。
携帯電話のGPS機能を起動した状態で「118番」通報をした場合、同通知システムにより通報者の正確な位置を瞬時に把握することができます。
平成30年1月1日~12月31日までの通報実績
昨年1年間の「118番」総架電数は、約43万件(全管区合計)でした。このうち海難や人身事故等の有効件数は5000件(全体の約1パーセント)に留まり、「間違い電話」や「いたずら電話」等が約99パーセントを占める状況でした。
平成12年から平成30年までの通報実績
総受理件数に占める有効架電数は約5000件とほぼ横ばいの状況ではありますが、118番の運用開始直後は、間違い電話等が約80万件であったところ、これまでの周知活動等によって、平成30年は間違い電話等が約43万件と半数近くまで減少し、相対的に有効な通報の割合を上げることができました。
有効架電1% 非有効架電99% (H30)

情報提供48% 海難27% 人身事故25% (H30)

無言電話37%弱 着信時の即断32%弱
間違い電話27%弱 いたずら電話5%弱 (H30)

※詳細は下記ソースよりご確認ください。
【ソース】海上保安庁:1月18日は「118番の日」です