2019/03/01

【財務省】「中国の過剰○○の解消が課題」 麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣記者会見の概要(平成29年4月20日(木曜日))

【冒頭発言】

  次に、「ぜい弱性の解消」に関しては、一部の国における過剰債務とか、過剰信用とか、過剰生産能力といったぜい弱性の解消が引き続き課題であることも指摘しております。どこの国のことかはお分かりのことと思いますけれども。



【質疑応答】

問)
  先ほど過剰債務、過剰生産能力に意中の国があるというのは、それは中国の話をしているということを確認したい。

答)
  それはそうです。はっきりしています。

問)
  この話は、2年前くらいから麻生大臣は話されていますが、その進展、進歩について、大臣から見ると、中国でそういう問題が解決しているという進歩はみられるのでしょうか。

答)
  今の状況で、鉄とかアルミとかが明らかに過剰生産であることは確かですし、中国の生産能力が12億トンで、中国の需要が約8億トンですから、それが結果としてダンピングにつながっています。結果として、アメリカの市場、メーカーなりマニュファクチャーというものを全部厳しいものにしています。日本もそうですし、インドも鉄を作っている会社は、皆同じことになっている状況が、どう変わったかといえば、鉄鋼相場が下がった、その状況については、引き続き下がっているような状況にありますけれど、中国の中で、そういったものに対して、サブシダイズして、助けていくことはなくなったということは、確かなことと思います。また、過剰債務の点については、少なくとも中国の中での過剰債務については、かつてのような話でいわゆる隠れ融資とか、地方に対してのあまり公式的ではない融資、シャドーバンキングというものに関しては、昔に比べてその絶対量が減ってきたという点は、確かにそういったものありますけれども、政府が介入してそれを徹底してやろうとしているかという姿勢までは見えてるような感じはしません。



※詳細は下記ソースよりご確認ください。



【ソース】財務省:麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣記者会見の概要(平成29年4月20日(木曜日))

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